MUSCLE SUIT Every / マッスルスーツ エブリィ

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PRODUCT 製品について

誰でも、いつでも、
どこでも、手軽に。
マッスルスーツエブリィは、
空気圧によって動く
アシストスーツ。

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MUSCLE SUIT Every

人生を軽やかに。

働く現場での腰への負荷軽減から、
日常のちょっとした力仕事のサポートまで。
マッスルスーツエブリィは、
すべての人の健やかなライフスタイルを
実現するために生まれたアシストスーツです。

FEATURE

特徴

powerful

最大補助力25.5kgfで
動作をアシスト

空気圧を利用した人工筋肉だから、
使用する人の動きに合わせて調整できます。

eco friendly

電気不使用だから、
稼働時間に制限なし

付属のポンプで空気を送り込むだけで、動作可能に。
だから、いつでも、どこでも、
時間の制限なく、カンタン。
力が弱くなった時は、追加で空気を注入するだけです。

light weight

本体重量3.8kg

強いアシスト力を実現しながら、女性や高齢の方、
体力に自信のない方でも使いやすいように
設計しました。

simple

10秒で装着完了。操作も習熟いらず

リュックサックのように背負って、
ベルトを締めるだけで装着完了。
難しい操作もないので、
どなたでもお使いいただけます。

good value

ご家庭でも購入可能な価格を実現

これまでのアシストスーツは、
高価格で手の届きにくい存在でした。
エブリィは、技術面だけでなく、
価格においても
試行錯誤を重ね、
ついに「一家に一台」が可能な商品となりました。

water & dust proof

屋外や水場の作業も問題なし

電力を使わないシンプルな構造なので、
装着したまま水場、
屋外での作業も問題なし。
水やほこりに強く、人にはやさしい製品です。

HOW IT WORKS

マッスルスーツの仕組み

人工筋肉

マッスルスーツの駆動源には、McKibben型人工筋肉を使用。
ゴムチューブをポリエステルモノフィラメントの
メッシュで包み、
両端を金属で固く止めた
単純な構造。

動作原理

マッスルスーツは、「背中フレーム」と
「ももフレーム」、その両者を
つなぐ「回転軸」で構成。
人工筋肉の上端を「背中フレーム」上部に
固定し、
下端に接続したワイヤを回転軸に固定。人工筋肉の
収縮に
よってワイヤが引っ張られて背中フレームが
「回転軸」回りに
回転し、回転軸に固定された
ももフレームが反対方向に回転する
ことで、ももを
支点にして上半身を起こします。

DIFFERENCE

マッスルスーツには、タイトフィット・ソフトフィットの2種類があります。

ソフトフィット
タイトフィット
違い
ももとパッドの間にゆとりがあり歩きやすいタイプ
(35°にかがんだ状態から補助力が作用するため
少しの腰曲げ作業には向きません)
製造物流建設業などの重いものを持ち運ぶ現場で
使われています
少しかがんだ状態からでも補助力が働くタイプ
パッドがももに密着するのでしっかりホールド
されます
(重量物を持ったまま移動するのには
向きません)
あまり移動がなくその場で中腰を維持して
作業するシーンに向いています
向いて
いる
シーン
  • 重いものの持ち運び
  • 雪かき
  • 農場での収穫作業
  • 介護での排泄介助や
    移乗介助
  • ベッドのシーツ交換
  • 仕分けなど単純繰り返し作業など
    つらい中腰姿勢を維持するとき
  • 重いものの上げ下げ

SPECIFICATIONS

仕様

タイプ
ソフトフィット / タイトフィット
サイズ :適用身長(推奨)
S-Mサイズ:150cm~165cm  
M-Lサイズ:160cm~185cm
本体重量
3.8㎏ ※カバー含まず
駆動源
圧縮空気
アクチュエータ
McKibben型人工筋肉
圧縮空気供給方法
手動式空気入れ
補助力
25.5kgf(100Nm)
使用環境温度
-30℃~50℃
防塵・防水性能(保護等級)
IP56
本体寸法:高さ×幅×奥行
S-Mサイズ:805mm/465mm/170mm   
M-Lサイズ:840mm/465mm/170mm
メーカー保証期間
6ヶ月/購入後1ヶ月以内の製品登録にて1年に延長

WARRANTY

保証期間延長登録

製品購入後ご登録いただくと、
6か月の保証期間を1年に延長することが可能です。

ENTRY

INTERVIEW

開発者の想い

世の中に、本当に必要なものを。 開発者 小林 宏 東京理科大学 教授 世の中に、本当に必要なものを。 開発者 小林 宏 東京理科大学 教授

アシストスーツを開発する前は、
何を研究していたのですか?

元々、ロボットと人間のコミュニケーションに興味があり、1990年代から人工知能に関する研究をしていました。
当時、人工知能で有名だったスイスのチューリッヒ大学にも留学したのですが、研究を進めていく中で、研究や論文だけにとどまるのではなく、「エンジニアとして、この世界に
役立つものをつくりたい」と思うようになっていきました。

アシストスーツを開発するに至ったきっかけとは?

スイスから帰国した98年頃、日本製の二足歩行ロボットが世界的に話題になっていました。
技術的には確かにすごかった。
そこで、「本当に役立つものは何だろう?」と考えていたところ、
「自分が一番嫌なことを解決するもの」をつくりたいなと。
それが、「自立できなくなること。寝たきりになっちゃうこと」だったんですね。
そこから、「動けて、自立の補助ができる機械」ができないか、と思ったのがすべての始まりです。

他のアシストスーツにはない、「空気圧」という技術が使われてますが、
その理由とは?

アシストスーツといえば、電動モーターを使ったものを想像する人が多いと思いますが、
僕は「力強く、かつ滑らかに動かせるもの」を
第一に考えました。
身体に着けて、できるだけ軽くて、柔らかくて、力が出るものは何か。そう考えると、「空気圧式の人工筋肉」しかない。
あれこれ迷うことなく自然に出てきた、という感じです。

開発にあたって苦労したことや、思い出に残るエピソードは?

正直、世の中に全く存在しないものだったので、全てがチャレンジでした。
やっとできて、現場に行って試したら、一瞬で壊れてしまったり、成功よりも、失敗の連続でした。
それでも続けられた理由は、自分の中で「これは絶対に必要な技術だ」と思えたこと。
もうひとつは試着して頂いた方に、「こういうのは絶対必要だよ」と言ってもらえたからです。
ふたつの想いが噛み合いながら、2013年にようやく、今の腰補助のカタチが生まれました。

完成したときの実感は?

「できたぞ!」という主体的なものよりも、使って頂いた人に「すごく楽だ!」と言われたときに、
はじめて完成の実感がありました。でも、まだまだ課題は山積みで、実際には買ってもらえなかったんです。
だからもう一度開発の原点に立ち戻って、価格と、重さと、使いやすさを追求し直しました。
試行錯誤の末に生まれた「マッスルスーツ Every(エブリィ)」はようやく、初期段階から約半分の重さ、
1/20〜1/30の価格を実現することができたのです。

今後のヴィジョンや展望は?

基本的に、まだマッスルスーツも何もない20年前の自分と何も変わっていなくて、困っている人、困っていることを見つけて、
「本当に必要だ」と思えることをひたすら、つくり続けるだけです。
ただ、スピード感だけはどこにも負けずに、世の中にないものをどんどん出していきたいですね。
比較されるのが何よりも嫌な性分なので、比較されない
新しいものを生み出し続けていきたいです。