神戸で日常生活に密着した計量器の専門業として創業75年を迎えた神戸衡機株式会社。あらゆる産業で必要不可欠な「計る」を支える現場で、マッスルスーツがどのように活躍しているのか、杉村様、鈴木様にお話しを伺いました。
▼ご利用中のマッスルスーツ:マッスルスーツ Exo-Power(エクソパワー)
あらゆる産業の「計る」を支える。マッスルスーツで校正作業の負担を軽減【神戸衡機株式会社】
――御社の事業や製品・サービスなど、簡単にご紹介をお願いします
鈴木・杉村 食品、医薬品を中心とした計量器の製造・販売・修理をメインに行っています。
――マッスルスーツ導入前の課題を教えて頂けますか?
鈴木・杉村 お取引先に伺い計量器の校正を行っていますが、校正の際使用する10㎏の分銅の運搬、設置を行っていますが、中腰での作業ですし、重量物の取り扱いとなり腰の負担が大きくメンバー全員が腰痛を抱えています。お取引先での作業ですので、機械の導入も難しく、どうしても人力での作業となりますので、作業者の身体的な負担軽減は長い間課題となっていました。
――今まではどのようなアプローチをされてきましたか?
鈴木・杉村 コルセットを使用していました。他に選択肢が無かったためです。
――現時点でのご評価や問題点を教えて頂けますか?
鈴木・杉村 コルセットについては、作業を始めた数分は固定されているのですが、ある程度時間作業をしているとコルセット自体が緩み、上がってきます。そうなるとコルセットとして機能していませんでした。また、固定しているだけで負担の軽減をしているといった感覚はなかったです。他の有効な手立てが無いため、コルセットを使用していたといった状況でした。
――マッスルスーツは何でお知りになりましたか?
鈴木・杉村 以前、他社のアシストスーツの導入検討を行いました。電動タイプでしたが、重さが気になる点と、動きの中で自分の感覚と機械の動きにギャップがあり導入を見送った経緯があります。継続してアシストスーツを含めた情報収集を続けていたなかで御社が新製品を発売開始したことをインターネットで拝見しデモ体験をお願いしました
――マッスルスーツの導入の決め手は何ですか?
鈴木・杉村 実際に作業するメンバーが使用し、腰の負担軽減につながると感じたことです。
この製品なら腰が楽になると実感できました。中腰姿勢で分銅の乗せ替えを行います。体を支えてくれるので腰に負担なく作業を継続できることが気に入っています。また、取引先よっては水を使用される現場等があります。この製品は電気を使用しないため、作業環境に対して特に気を使わない点も決め手となっています。
――マッスルスーツを使ってやりたいことは何ですか?期待したいことは何ですか?
鈴木・杉村 他の部門においても重量物を取扱いする際はマッスルスーツを活用するよう働きかけています。保管についても他の社員の目につく場所へ設置して広めていきたいと思います。営業部は一部納品も行っていますが、女性社員もおりますのでマッスルスーツを活用できる場面もあるかとおもいます。
体の負担が軽減することで、精神的部分でも軽減につながるとおもいますし、安定した業務につながると考えています。また、将来的に入社される方に負担がかからない環境を作れたらと考えています。