ライフスタイルが変わった!マッスルスーツが“自由時間を楽しむ”きっかけに【BASFジャパン】

ライフスタイルが変わった!BASFジャパン

BASF(ビーエーエスエフ)は、世界90カ国に拠点を持つ総合化学会社。取り扱う品目は多岐にわたり、自動車、建設、医薬品・医療機器、電機・電子、包装材、パーソナルケア・ホームケア、農業・食品など、さまざまな産業の製品や部品を開発し提供しています。

日本国内でも研究開発や製造を担う生産拠点が整備され、全国11箇所に点在するオフィスや工場が連携して事業が推進されています。今回は、この中でマッスルスーツが使用されているという、三重県四日市の霞工場と、神奈川県横浜市のイノベーションセンターを訪問。実際に現場で作業をする人や、会社にとってどのようなメリットがあるのか?会社と現場の両方の視点から伺いました。


▼ご利用中のマッスルスーツ:タイトフィットMLサイズ

【会社のメリット】設備を変えずに従業員の安全と健康を守る

BASFジャパン株式会社浅野さん

―― はじめに、四日市の工場でマッスルスーツを導入した経緯について教えてください。

浅野さん(以下、敬称略)  BASFでは数多くの品目を扱うことから、工場内には随時、さまざまな製品や材料が運搬されます。そのためすべての運搬が機械でおこなわれるわけではなく、たとえばベルトコンベアーで流れてくる袋詰めされた材料をひとつずつパレットに積み上げていく作業は、人の力によっておこなわれています。

―― その作業の省力化をするために、マッスルスーツの導入を検討していただいたのですね。

浅野 はい。我々の製品の袋の重さは、ひとつおよそ25kg。それを1〜2時間の間に100〜200袋をパレットに積んでいくので、結構大変なんですね。

BASFでは企業のポリシーとして、働く従業員が安全に働ける環境づくりを重要視しています。設備を整えることはもちろん、作業員の負荷を減らすこと。なかでも肉体的な負荷を軽減することは、従業員の安全を守り、健康にもつながる、とても重要な課題だと考えています。

パレットに材料の入った袋を積んでいく作業は、まさに従業員の健康を害する大きな負荷となっていました。実際に腰痛に悩まされる人も多く、会社としてこの課題を解決する方法を模索していたところ、マッスルスーツの存在を知りました。

―― 会社として導入するポイントとなったのはどのような点ですか?

浅野 作業員の安全を守れる機能性と、コストとのバランスです。たとえば、力仕事の負荷を軽減するためには、大きくふたつの選択肢が考えられます。ひとつは、仕組みや設備そのものを変えること。もうひとつは、テクノロジーの力で解決するという選択です。工場の設備を変えるとなると大きな設備投資が必要となるため、会社としても決断が求められます。しかし、マッスルスーツは設備を変えることなく、人の動きをサポートするスーツを導入するだけで負荷を軽減することができます。つまり、従業員の安全を守るという大きな命題に対して、比較的小さな投資でその環境が用意できることは、会社としても導入する決め手のひとつになりました。

最初は試験的に導入しましたが、現場からの評判はよく、導入してから3年目を迎えた今も継続して使用させていただいています。

【工場現場のメリット】慢性的な疲労が軽減され、ライフスタイルが充実

工場で原料を運ぶ大西さん

―― では、実際に現場の作業でマッスルスーツを使用している大西さんにお伺いします。マッスルスーツを導入して、どのような変化がありましたか?

大西さん(以下、敬称略)  作業そのものの動きはシンプルなのですが、25kgの袋を何度も持ち上げる作業は、時間が経つにつれ疲労が蓄積していきます。仕事をしていないときでも腰が重かったり、ときにはひどい腰痛に悩まされたりしていましたが、マッスルスーツを導入してからは、作業そのものが楽になっただけでなく、慢性的な疲れも少しずつ減っていくのを感じました。腰が軽くなった、という印象です。

それと私の場合、肉体的に楽になったことから自由時間を楽しめるようになり、ライフスタイルそのものが変わりました。以前は仕事が終わったらもう疲れて、家に帰ってからもすぐに寝てしまうことも多く、腰痛がひどいときは会社帰りにマッサージによく行っていました。朝、起きるのがつらい日もありましたが、そうした疲労感が少なくなったことをきっかけに、仕事帰りに大好きなゴルフの練習に行くようになったんです。

BASFジャパン株式会社大西さん

―― 工場現場での負荷が軽減されて作業効率が上がっただけでなく、私生活にもいい影響があった、ということですね。

大西 はい。もともとゴルフは好きでしたが、どうしても疲労や腰痛から、積極的に練習に行くような気持ちにはなれませんでした。それが肉体的な疲労が少なくなったことから、少し気持ちの面でも余裕が出てきたんですね。腰を気にせず、好きなゴルフをする時間が増えたことはやっぱりうれしいですし、生活に張りも生まれたように感じています。

効果を社内で共有し、他の拠点でも導入を

全国に拠点を持つBASFは、オフィスや生産拠点となる工場のほかに、研究所もあります。神奈川県横浜市にある横浜イノベーションセンターもそのひとつで、ここでもマッスルスーツが導入されています。

―― 四日市の工場と比べて、こちらのイノベーションセンターはどのような役割を担っているのでしょうか?

染谷さん(以下、敬称略)  横浜イノベーションセンターは、製品をつくる工場とは異なり、BASFが開発・製造する製品や材料の評価をおこなう、ラボという位置づけになります。取り扱う材料も、四日市工場ではおもにTPUと呼ばれるゴム系の材料が使用されますが、ここではエンジニアリングプラスチックであるポリアミドや、PBT(ポリブチレンテレフタレート)などの評価をおこなっています。

―― ラボというと研究がおもなお仕事で、あまり力仕事があるというイメージはないのですが、マッスルスーツはどのようなシーンで使われるのでしょうか?

染谷 たしかに工場での作業と比べると力仕事はそれほど多くはありませんが、同じようにラボにもたくさんの原料が持ち込まれます。たとえば、原料を載せたパレットが到着したら、所定の棚に積み重ねていき、逆にたまってくると棚卸しをするために、パレットに載せ替える作業が発生します。これらの作業でマッスルスーツを使用させていただいています。

―― 原料はどのくらいの重さなのでしょうか?

染谷 工場で取り扱う原料などと同じ、ひと袋約25kgあります。月に1、2回ほど、一度に20袋くらい運んだりしますが、ただ積み重ねていくだけではなく、崩れないように一つひとつ丁寧に置いていかなければいけないので、思ったより体への負荷は大きいんですね。

―― マッスルスーツを使用することで、作業負荷は緩和されたのでしょうか?

染谷 使いはじめてすぐに違いは実感できました。やはりひと袋25kgもあると感覚的にはずっしりと重さが感じられて、持ち上げるたびに「よっこらっしょ」と力を入れないといけなかったのですが、マッスルスーツを着用していると袋が軽く感じられるようになりました。また以前は、搬入や棚卸しの作業を終えるとしばらく動きたくなくなって、長めの休憩をとっていましたが、その時間も確実に短くなりましたね。作業が楽になっただけでなく、作業後の疲労感も、だいぶ軽減されたように感じられて、助かっています。

従業員みんなが安全に働ける現場の実現を

従業員が安全に働ける現場の実現

マッスルスーツ活用の効果は、腰の負荷を軽減することだけではありません。個人差はありますが、一つひとつの作業を瞬間的にアシストするだけでなく、それが連続することで蓄積される日々の疲労を軽減することも、メリットとして考えられています。

BASF様では、現場の身体的負荷を少しでも軽減することが社員の安全と健康を守ることにつながり、その効果は社員の方々のライフスタイルを豊かにする、きっかけにもなったようです。

最後に今後、マッスルスーツをどのように活用していきたいかをお伺いしました。

浅野私たち現場で特に注力している従業員が安全に働ける現場の実現。そういう意味においてマッスルスーツの活用は非常に大きなメリットがあると考えています。
今後も私たちの現場ではマッスルスーツを活用して、作業の安全について取り組んでいきたいと思っています。

使っている様子を動画でチェック!

この記事を友達に紹介する

こちらの記事もおすすめ

キーワードで探す