アシストスーツ導入事例(自動車整備)|車両大型化で増加する腰の負担に。ビー・エム・ダブリュー株式会社

 ハイブリット車や電気自動車、衝突被害軽減ブレーキ等の先進安全技術をはじめ、モビリティ産業はすさまじい勢いで技術発展しています。その中で自動車整備士は、急発展する技術知識はもちろんのこと、一方では古い車両の修理知識まで、高度で多様な知識や経験を必要とする、人命にかかわる重要な職業です。ですが、少子化、自動車整備士になる若者の減少、体力仕事であるがゆえの、膝や腰の故障による離職が相まって、自動車整備業の有効求人倍率は 4.55 と、深刻な人材不足課題をはらんでいます。

 ビー・エム・ダブリュー株式会社の正規ディーラーであるビー・エム・ダブリュー東京株式会社様に外骨格型アシストスーツ「マッスルスーツExo-Power®」3台、「マッスルスーツGS-Back®」3台を導入頂きました。整備工場での作業時の負担軽減のためアシストスーツは3店舗へ配備されています。

アフターセールス本部長の西山様と、現場で実際にマッスルスーツを使用している倉内様にお話しを伺いました。

ー導入された部署について教えてください

西山 カスタマーサポート部門では、車の安全走行を支える整備業務やトラブル対応、カスタマイズサービスなどを提供し、長期的な顧客関係の維持を目指しています。まさにお客様のカーライフをサポートするのが主な仕事です。具体的には、定期検診や車検による事前の故障予防、突発的なトラブルや事故対応を行っています。さらに、お客様のニーズに応じたカスタマイズやオプションの提供を通じて、快適なカーライフをサポートします。こうしたカスタマーサポートを充実させることで、お客様の継続利用を促進し、車の販売にも貢献しています。
カスタマーサポートの中には大きく二つの仕事があり、ひとつはメカニックによる車のメンテナンス。二つ目がパーツの管理です。マッスルスーツはパーツ管理の業務で主に使用しています。

ーどのような背景で導入されたのでしょうか?

西山 スタッフの高齢化が主な要因です。現在、3工場で約30名のメカニックが在籍していますが、年々、スタッフの確保は難しくなっています。パーツを管理する業務では、部品の検品、棚入れ、棚出し、パソコンを使った発注や出荷作業が行われていますが、平均年齢が高いため、重い部品の持ち上げや棚入れ作業が大きな負担となっています。さらに3工場で月に約3,000台の整備を実施しており、効率化も求められることもひとつの要因です。
以前もアシストスーツを検討したことはありましたが、当時は高価なものしか選択肢が無く、導入に至りませんでした。今回改めてスタッフから要望があり検討した結果、以前に比べてリーズナブルになっていることもあり、導入することが出来ました。

ー導入していかがですか?

西山 現在、3工場11名のパーツスタッフに、6台導入しています。パーツ管理のスタッフからは非常に役立っているという声が多く、特に年配のスタッフから好評です。若いスタッフや、細かな作業が求められるメカニックのスタッフはまだあまり使っていませんが、ある時腰に違和感があるなとなったら、使ってみようかなとなると思うので、会社として備えておいて損はないと思います。今後も適切なツールを導入し、効率化とスタッフの働きやすい職場環境づくりを進めていく方針です。

使用者のコメント

倉内 昔からテレビCMやホームセンターで見かけて、マッスルスーツの存在は知っていました。
弊社の扱う車は、バッテリーにしてもホイールにしても部品が大きく重量があります。バッテリーは一番重いのだと30㎏、ホイールも1本15~20㎏、タイヤが着くと25㎏くらいあり、持ち上げるだけでも腰に負担がかかります。元々腰痛持ちなので、半年に1回くらいは腰を痛めて動けなくなっていて、会社でぎっくり腰になったときのために会社にも杖を用意してあるくらいでした。現場の人数も決して多いわけではないので、一人抜けてしまうとチームの負担も増えてしまう。
マッスルスーツExo-PowerとマッスルスーツGS-BACKを導入していますが、使用場所などによって使い分けています。部品棚の場所によっては狭いところもあるので、そういったところはスリムなGS-BACKを使用しています。そうでないところではより補助力のあるExo-Powerを使用しています。
 マッスルスーツは、使うと使わないでは疲労感が全然違い、1日使うと、外すときに「あ、楽だな」と感じます。部品の管理業務では1日のうちの大半はデスクワークで、重量物を実際に持つのは1日のうち1時間~1時間半くらいです。デスクワークの合間にその作業があるので、簡単に装着できるというのもマッスルスーツの良い点です。正直、最初は重いなと思ったのですが、慣れるとすぐに装着することが出来るようになりました。使う人がいかにマッスルスーツを頼りにするかがポイントだと思います。

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